谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

冬至、お天道様が顔を出す時間、時間がかかることを忌避しない

冬至

1年でもっとも昼が短い日。

つまり

夜がいちばん長くなる日。

 

もっとも、南半球では

逆に昼がもっとも長くなる日

であるはずなんだけど。

 

大学に入って、北欧の

夏至

という文化に触れてから

1年のうちの

春分夏至秋分冬至

この節目を意識するようになった。

 

夏至の頃はまだ本格的な夏は

やってきていないけれど

その日から昼間の長さは

どんどん短くなっていく。

暑さの盛りと

日照時間のピークとの

間のズレが

不思議な感覚をもたらす。

 

逆に冬至の日には、

今日からどんどんお天道様が

顔を出している時間が

増えていくことを考えると

不思議とわくわくしてくる。

 

同時に、いちばん夜が長い日と

1年の終わりが重なることで

クライマックス独特の空気感が

わりと好きでもある。

 

本当は銭湯に行って

柚子湯につかろうと思っていたけれど

会社の忘年会の帰りの電車で

思いっきり寝過ごして

結局家に着いたのが11時半。

 

まぁ仕方ない。

 

相変わらず

ネジの外れた蛇口のように

鼻水が出続けているけれど

一晩寝れば確実に回復するので

湯船でしっかりあったまって

早々に寝ることにしよう。

 

明日は審判資格の更新講習会。

午前中にフィットネスをやって

昼から競技規則のテストと講習。

1日仕事です。

 

東京に出てきて3回目の更新。

いろいろな試合を経験して

知ってる顔も増えてきたので

いろんな人に挨拶できるのも楽しみ。

やっぱり新しい環境に入ったら

何事も時間はかかるもの。

多かれ少なかれ。

 

語学も同じで。

新しい言語を始めるにあたって

大事な心構えは

決して焦らないこと。

 

そんなことを考えながら

お風呂が沸くのを待つ夜。

 

ねむねむ。

気分がグズグズしたがる、ヘブライ語で「はい」

そりゃ、たまには鼻水が止まらなくなる時もあるし、頭がボーッとしてるなんてしょっちゅうだし、身体がだるい日もあれば、気分がベッドの中でグズグズしたがる朝もある。

その最中はしんどいしエネルギーを意識してかき集めることが必要だけど、それはまた、自分の身体とじっくり向き合う機会でもあるわけです。

そういえば、ヘブライ語の「はい」はケンと言うみたい。文字を覚えるのはとても集中して毎日やってもひと月はかかるかな。まぁやらないんだろうけど。

明日も朝ごはんにリンゴを食べて、元気出そう。もう寝る。

鼻に指差し込んで寝ようかしら。

キウイの皮、LAMYのペン、神楽坂

昨日に引き続き、中指に絆創膏を貼ったままの休日。相変わらず、痛いです。お湯とかがしみる。今日もシャワーを浴びてる時は、左手はずっとシャワーヘッドを握っているだけ。右手だけで髪の毛も洗顔も。それはさておき。

 

今朝は、リンゴとキウイフルーツを切って、頂き物のジャムとクラッカーで朝ごはん。キウイの皮を包丁でスルスルスルっとむいていくのが、殊の外気持ちがいい。快感。旬だからか、最近食べるリンゴはどれもサイズが大きくって、ひとつ食べるともう満腹。蜜がたっぷりで幸福感に満ち溢れているリンゴだから、食べれてしまうのだけど。

 

少しキレイめな格好に着替えて、お出かけ。東京駅で降りて、丸の内通りを銀座まで散歩。今日は天気が良く、少しひんやりとするくらいで気持ちいい気候。歩いているうちに、少し汗ばんでくる。いつものバールでカプチーノを飲み、その後ITOYAでお買い物。年賀状とクリスマスカードと祝儀袋を買う。宛名書き用のペンが欲しいなと思ったので、ITOYAの別店舗へ。LAMYのローラーボールペンを購入。

 

ラミー ローラーボール アルスター オーシャンブルー L328 正規輸入品
 

 

紙にもよるんだろうけど、とっても滑りが良く、かつそこそこしっかりした太さの文字が書けるのがいい。今持ってる万年筆とジェットストリームとの色合わせを考えて、オーシャンブルーをチョイス。

 

買い物の後、お友達がやっているグループ展に顔を出しに、神楽坂まで。お洒落なマフラーとかブローチとか素敵なハンドメイドのアイテムばかりで、いろいろ試しながらお遊び。他にも画家の方の展示があって、1点本当に欲しいと思った絵があったのだけど、ちょっと手が出なかったのが残念。でもあの絵に会えただけでも、行ってよかったと思える、そんな作品。

 

展示を見た後、すぐそばの赤城神社でお参り。久しくお参りしていなかったので、これまでの無事のお礼をする。それから神楽坂通りを抜けて飯田橋まで歩き、JRに乗って家に帰る。昨日の残りのカレーを温めて、どんぶり2杯とビールで晩御飯。食事が済んでから、年賀状の支度。まずは、差出人のところにカリカリと住所と名前を書いていく作業から。

 

 それが済んだらもう一度銀座まで。クラブワールドカップの決勝戦を、「スポーツバー」にて観戦。正確に言うと、「サッカーのイベントのある時はスポーツバーとなります」と謳っていたクラブ。まぁ人も少なそうだしちょうどいいかなと思って行ったけれど、DJの音楽はガンガンかかっているわ、実況の音声は聞こえないわ、20秒くらいタイムラグのある実況の字幕は画面の上3分の1くらいに出てるわで、終始イライラ。やっぱり、それぞれふさわしい場所に行かなきゃだめですね。いい勉強なったわ。

 

試合はバルセロナの圧勝で、おしまい。リーベルは手も足も出なかったな。サポーターはすごかったけど。帰りにココアを飲みに寄り道して、帰宅。盛りだくさんの日曜日でした。ちゃんちゃん。

ピーラーにあっさり削がれた中指の皮膚。ロックンロールなシャワー

昼前に起きて、今日は部屋のお掃除。洗濯してシーツと枕カバーも洗い、掃除機を掛け浴室の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く。ついでに、ヘアストッパーと排水溝のカバーをバケツで漂白剤に浸けて殺菌。しばらくサボっていたから結構な量の髪の毛と石鹸の残り滓が溜まっていたから、キレイになって気分もすっきり。

 

掃除が終わってから、近所のスーパーに買い物へ。今日の晩御飯はカレーライス。作ったことがないのでウェブでちょろっとレシピを見つつ、材料を考える。スーパーに入って目に付いたものを適当にかごの中へ。カレーの材料は、人参とジャガイモと蕪と玉ねぎに決まり。お肉は豚のバラ肉にして、ルウは中辛をチョイス。実家から届いたリンゴをアクセントに入れることにする。

 

家に帰って早速野菜を切っていく。ジャガイモの皮をむいていた時にピーラーが左手の中指の上を滑り、あっさりと直径5ミリほどに皮膚を削いでいった。意外とあっさり削げちゃうんですね。先日の段ボールといい、ちょこちょこ指に傷が絶えない。気を取り直して野菜の準備をしていく。全部切り終えたら、鍋にオリーブオイルをひいて豚肉を底に入れる。その上に、野菜を適当に重ねていって一番上にルウを一箱。蓋をして、中火でグツグツ。

 

カレーを煮ている間に、ササっとシャワーを浴びてお出かけの支度。シャワーが指にしみて痛いので、終始中指を立てながらのロックなシャワーとなる。出てきて髪の毛を乾かしているうちにカレーが沸騰したので、弱火にしてさらにグツグツ。野菜からの水分だけで、十分な量の水が出る。適当な頃合いで火を止めて、ご飯を炊く準備。タイマーをセットして、渋谷までお出かけ。

 

案の定、渋谷もリーベルのジャージ姿のアルゼンチン人サポーターがたくさんいる。それの警戒か、ハチ公前の交差点の警備も物々しい。ヒカリエとスーツカンパニーでお買い物。カトラリーとクラッチバッグをお買い上げ。カトラリーは柳宗理のシンプルなデザインのもの。スプーンとフォークを2本ずつと、バターナイフ。お皿もIKEAの白いものを手に入れたばかりで、ようやくダイニングがそれらしくなってきた。食器は、大事ね。いつまでもIKEAのプラスチックのパーティーセットで食べてたら、アカンです。

 

家に帰ってサラダを作ってご飯の時間。我ながら、美味しく仕上がった。リンゴと蕪がカレーに甘みを足していて、人参もいい感じの固さに。赤ワインと一緒に、とっても美味しく頂きました。食後は先日の結婚式の引き出物で頂いた、Nishikawa Kenjiのショコラ・ダムール。とっても濃厚で大人なお味。赤ワインにも、なんか合う。

 

予定のない土曜日。とはいえ、家事労働ともいうし、いろいろやっていると気づけば日付が変わる頃ですね。晩御飯をしっかり作ると、なんか充実感が3割増し。

同窓会、年の瀬、マチャードの詩

先週に引き続き、大学の同級生と飲み会。今日は恵比寿で焼肉。卒業して以来会ってなかったヤツにも会えて、楽しい時間でした。

別れ際に、「良いお年を!」と言う言葉を掛け合いながら、年の瀬を感じる季節。年末は結構好きな方です。物事の終わりに近づいている感じが。

来週から忘年会が立て込んできている。同時に、年明けの予定もチラホラ。今年は、高校サッカーを観に行こうかなと考えている。せっかく東京にいるんだし。あとは、何本か映画を見て過ごそうかな。

酔い覚ましに、今朝切ったリンゴの残り半分を食べながら、お風呂のお湯が沸くのを待つ。


それぞれ、色んな人と
色んな形の関係を持ちながら、
それぞれの道を歩いていく。

歩くことで
そこに道ができる、
と言ったのは
スペインの詩人の
アントニオ・マチャード。

Caminante, no hay camino,
Se hace camino al andar

お歳暮のリンゴ、クラブW杯、澤登のタッチペン

長野の取引先から会社にお歳暮でリンゴが届いて、持って帰ったものを一つ、朝食に剥いて食べた。大ぶりなヤツで、蜜がたっぷり。甘くってとっても美味しかったのだけど、お昼を過ぎても満腹感が続いていたくらい。

今日はなぜか一日中眠かったな。お昼食べて少し昼寝したくらい。そんな時が、時たまある。帰りの電車でもウトウト。

ようやく冬が本気を見せてきたような寒さになった。そんな日に限って、横浜までサッカーを観に行く。なんだかんだで3時間弱もスタジアム=屋外にいてると、身体の芯まで凍えてくる。すっかり冷えてしまったので、今日は湯船でゆっくり。

駅からの帰り道、ご飯を食べていなかったので家の近所の中華屋さんに立ち寄る。餃子と、ひき肉とスライスしたニンニクと筍(たぶん入ってた)を味噌で炒めたものをどっさりのせた冷奴を食べた。ニンニクだらけですね。はい。

久々に報道ステーションを店のテレビで見たけれども、今日の澤登のタッチペン解説は、要らん。澤登の解説は要るけど、タッチペンでわざわざライブで「シュート力」とか書かなくていい。

サッカーの解説でタッチペンを使うなら、実際のプレー画像の上でどこにスペースがあるとか守備陣の身体の向きとか、そういうところで活きるものです。フレーズを手書きで出すタイムラグとか、わざわざ書いて伝わる情報量の少なさ(あるいは、無さ)とか。なぜペンをあのようにしか使わないのか、わからん。

余りにも呆れてしまいました。テレビって難しいのね。

夫婦別姓、同性婚、マイナンバー

夫婦別姓を認めない民法規定に対して、最高裁大法廷で合憲判決が出た。


判決自体は、違憲か合憲かの二者択一になるから、まぁそういう事か、という感想だったのだけれども。

判事15名のうち3名の女性判事は全員違憲判断だったという記事を読んで、やっぱり残念な気分になりました。やっぱり女性はそう思うんだなぁ、と改めて思ったし、それが10名の男性判事には共有されなかったのだなぁと考えると、ね。

6月くらいに書いた、米連邦最高裁同性婚を認める判決を下した時にも同じような事を書いた。多様性を認める社会であった方がいい、ということ。

小説と、1冊の中の距離感と。そして、連邦最高裁の判決に寄せて - taninho's blog

同じような観点から、やはり夫婦の姓をどうするかを当事者が選べて、それが法的に認められるような社会の方を僕は望む。

ところで、この夫婦別姓の課題って、例のマイナンバーと抱き合わせで制度設計したら解消できるんじゃないのかな。どうせ番号を一人一人につけるんなら、別姓のままでもデータベース上では夫婦として簡単に登録される、というような感じで。

戦争に参加できる国になるやり方で欧米を目指すのならば、事実婚夫婦別姓の容認や婚外子の権利保護などの社会制度の整備もまた、同様に目指せばいいのにと思いました。

そして、自衛隊が海外に派遣される可能性も議論を見聞きするたびに、戦後自衛隊が海外での戦闘行為でひとりも他国民を殺していないことがこの国にもたらしている、「恨みを買っていない」という目に見えない資産を大事にするべきではないのか、という内田樹先生の言葉を思い出す。

グレーな部分、物事の境目

思うこと
口に出すこと
行動で示すこと
大事にしまっておくこと

その境目を
キチンと見極め
弁えること

白黒つけないと
スッキリしないから
嫌だというのは

ある意味で
楽な結論への
逃避である
こともある。

そこを何とか
時に傷がつきながらも
ハンドリングしていく術を
学んでいく。

それも
大人になることの
ひとつの様相
なのかも知れません。

替え玉するのが本場の博多ラーメンの食し方ばい。

今日、会社で段ボールを開けようとして人差し指の爪のすぐ下を切った。スパッと。痛っ、と思ったら案の定、血が玉のように溢れてくる。とは言っても、ダラダラと流れ落ちるような出血ではないので、しばらくしたら自然と止血される。

給湯室(実際はバーカウンターの中だけど)でコーヒーカップを洗っていると、思いの外洗剤が傷にしみたので、今日は外食。ちょうど部長の帰りを待っていて遅くなったのもあったし。

どこに寄ろうか、何を食べようか考えながら山手線に乗る。とりあえず、自宅の最寄り駅まで帰る。遅くなるのはしんどい。駅を降りてオリジン弁当に行こうと思って信号待ちをしていたら、ふと斜め後ろの博多ラーメン屋の看板が目に入った。

「替え玉とは!」という替え玉についての説明文(そしてそれが博多ラーメンの本場の食べ方なのです!という売り文句)がデカデカと書いてある看板。替え玉の説明は今更な感じがしたけれど、読んでるうちに食べたくなってしまったので、それなりの宣伝効果はあるみたい。

食券を買って、赤博多ラーメンを注文。ズズズズと食べて、替え玉もお約束通り注文。あまりの辛さに、スープはほぼ手をつけられずじまい。汗をダラダラかきながら店を出て、信号を小走りで渡った瞬間に、胃の重たさを感じて後悔。あぁ、替え玉は完全にいらんかったわ。

日常生活の秩序、些事を丁寧に

東京に戻ってきた。福岡・長崎へ2泊3日。移動時間や待ち時間が長い旅だったので、玄関のドアを開けるときに、ここから出ていったのが果たしてたったの一昨日の事だったかどうか、一瞬わからなくなった。ついでだけれど、鍵を掛け忘れていた。

早速荷物を解き、日常生活の秩序を整えていく。コートとジャケットをハンガーにかけ、溜まっている1週間分の洗濯物と合わせて洗濯機を2回まわし、引き出物を仕分けてから移動用のカバンをクローゼットにしまう。いつものようにコインランドリーにいって、乾燥機をかける。

遠出の旅からの帰りのような、いつもとリズムの異なる非日常の時間を過ごした後、なかなか上手く日常に戻るのが下手だった。荷物がそのままになってしまい部屋が散らかっていくとか、服がその辺に脱ぎっぱなしになったまま月曜の朝出社するとか。ようやく、些事を丁寧に段取り良くこなしていく事によって、自分の中のリズムも日常のそれに上手く接合していけるような感覚が見えてきた。

そして、コインランドリーで過ごす30分と少しの時間もまた、浮ついた気分をゆっくり落ち着かせてくれる。そういう空間でもある。

学友、博多の夜、友情

博多の夜
昔話に花を咲かせながら
グラスを重ねていく。

学生時代の友人との
友情の価値を改めて
噛みしめる。

現在の自分の根幹を成す
学生生活。
共に言語を学び、
いろいろ語り合った仲間たち。

どんな話も
ざっくばらんにできる
大切な仲間たち。

それぞれが再会できた
今日という機会は
それぞれにメッセージを
投げかけるのだろう。

10年を越す
我らの友情に
乾杯。

空と雲のコントラスト、遅れた飛行機、ステーキハウスのビール

朝、いつもの時間に目を覚めるも、今日は休暇を取っていたのでもう一度ベッドに戻る。9時半頃に目を覚ますと、外が白く見えて、相当な雨脚なのかと思う。次の瞬間、窓ガラスが激しく曇っているだけだという事に気付いて、ベランダに出てみる。

昨晩雨をもたらした雲はすっかり流れてしまい、青空と白い雲がくっきりとしたコントラストを見せていた。そして、驚くほど暖かい午前だった。正確には、生暖かい空気。

起きてから荷造りを始める。パーティー用のジャケットとスラックスとワイシャツと下着と靴をキャリーバッグに詰め、チーフとハンカチにアイロンを当てる。シャワーを浴びてから髪の毛をジェルで固め、服を着替え、その他の細々としたものを用意する。

昨晩の残りのサラダと、先日採ってきて追熟させてあったキウイフルーツを食べて朝食にする。排水口のゴミをまとめてゴミ袋に入れ、収拾場所に捨ててから家を出る。あまりの気温の高さに、コートもジャケットと一緒に持ち運ぶ事になる。

浜松町の駅でモノレールに乗り換えて羽田空港に向かっている途中で、搭乗便の遅延情報が入る。予定していたバスに間に合わないので、搭乗待ちの間に予約をキャンセルし、代わりに列車の時間を調べる。

定刻から40分遅れて福岡空港に到着し、地下鉄で博多駅の移動して在来線に乗り継ぐ。特急で長崎まで、2時間10分の旅。車内でいくつか仕事関係のメールを送り、ひたすら本を読んで過ごす。外が暗いのが残念。列車の旅は日のあるうちがいい。

長崎でスペイン語の先生と久闊を叙する。出会ったのは2004年の3月。高校を卒業する間際のことだ。あれから早12年弱。会う頻度は決して高くはないけれど、いつも暖かいメッセージをくれる、大切な友人でもある。彼のお母さんの家に2晩泊めてもらったことが、ついこの間のように思い出される。そしてそのお母さんは、もうこの世にはいない。

ほんの1時間と少し、駅前のステーキハウスでビール片手に語らい合う。長崎まで彼を訪ねることができて、本当に嬉しく思う。

高速バスで博多まで戻ってホテルにチェックインしたら、いつものバーに行こう。2年半ぶりだけれど、さて、マスターは覚えていてくれているかしら。

料理とポッドキャスト、新しいシャンプーたち、お世話になった先生

初めてキャベツを一玉、使い切った。始めはロールキャベツを作り、それからは毎日のようにキャベツのサラダ。千切りにしたりざく切りにしたりして、コマ油と塩で味付けをする。

仕事から家に帰ってきて、お米を炊いたり野菜を切ったりして自分の食事を準備する事は、僕の精神的な安定の支えになる事に、今更ながらだけど気づいた。

食事の用意をしている間は、あらかじめダウンロードしたポッドキャストを流す。NHKワールドニュースを、スペイン語とフランス語とポルトガル語で流したり、イタリアのラジオ局のプログラムだったり。意味の理解というより、その言語のリズムやイントネーションに馴染ませるような感覚。

ご飯を食べてから、お風呂に入って歯を磨いて寝巻きに着替える。シャワーだけの時がほとんどだけど、あまりにも寒い時は湯船につかる。最近変えたシャンプーとコンディショナーの調子は、まずまず良い。BOTANIST。

【セット】BOTANIST ボタニスト ボタニカル シャンプー490ml&コンディショナー490ml

ボトルがシンプルだし、ロゴの書体もチャーミングだし、香りがとってもいい。当面、この子たちのお世話になるつもり。

明日はお休みをいただいて、九州まで。お世話になったスペイン語の先生に長崎へ会いに行って、とんぼ返りで福岡に戻る。土曜日は結婚式。楽しみ楽しみ。

結婚式に合わせて、仕事帰りに床屋へ行った。2ヶ月ぶりだったので、実際に結構伸びてモッサリしていたし、何より髪を切ると気持ちも一新される感覚が好ましい。

これからシャワーを浴びて、アイロンをかけ、ワインを飲んで今日はおしまい。

外からは、それは見えない。

物事には
時機
というものがある

感覚を信じて
然るべき時を見据えて

表面的には
ひっそりとしたままでも

中のマグマは
活発に蠢いている
こともある

外からは
それは見えない。



旗印、世界の行く末、Volvo・私は回る

旗を掲げること。

それによって進むことができる

時がある。

 

旗を掲げること。

それだけでは前に進めない

時もある。

 

旗を掲げて武器を磨き

戦略を練って作戦を立てる。

 

そしてその作戦を

粛々と実行する。

 

 

自分の見ている世界が、

ある時まるっきり

姿を変えてしまうとしたら、

今自分がいるところは

いったい何なのか。

 

刻一刻と

自分はどこに向かっていくのか。

 

そして世界は

この世界はどこに

向かっているのか

 

あるいは同じところで

回り続けているのか。