谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

考えてる事

4年目のコインランドリー、旅人と、麻婆豆腐

人のリアクションや言葉遣いのニュアンスは、思っている以上に自分のものから距離を隔てている可能性があるのではないか、と思う。

Good nightのひと言で。

恋人や友人や家族と会話というものは、ある意味でそこに会話があるのが当たり前というような根拠のない前提があって成り立っている。だから、普通に声をかけるし、会話をする。 翻って、街で行き交う全く見知らぬ人とは、そういうわけにはいかない。と言うか…

パリ、ベイルート、リアクション

パリとベイルートのテロに際して考えたこと。それと、オリーブオイルのセミナーのこと。平和な日常と、すぐ近くにある非日常。

湯船、思い出、レールの敷設

立冬を過ぎて日が沈むのも早くなり今夜は少し寒い夜。久しぶりにお湯を張りぬくもりながらテレビを見る。バースデーメッセージにひとつひとつ返事をし一人一人の顔を思い浮かべる。色々な出来事や思い出が色鮮やかに蘇ってくる。このブログを読んでくれてい…

HBD to me

30歳になった。実感、なんてない。感慨深いものは、ある。何を置いても、自分一人でやってきたわけじゃないし、家族や友人や恋人や上司や同僚や先輩や後輩や先生や恩人やその他いろいろな形でご縁をいただいた人たちと、これからご縁のある人たちのおかげで…

青春の曲、あるいは、その曲を聴いていた時期を「青春」と呼ぶ

これまでに接してきた芸術がもたらす、生き方への影響についての一考察。

運転見合わせ、答え合わせ

遅い電車で帰宅途中、利用路線が運転見合わせとなった。再開の見込みがとっても遅かったので、タクシーで帰ろうと途中下車をする。ふと地図を見ると、思いの外自宅方面に近いところに駅だったので、寒さが堪えたけれども歩いて帰る事にした。約1時間と少し。…

ささくれ、コンパニオン、"Sorry, Sir"

そんな日があることも、生きている証。

東京タワー、ピザ、公園

三日月がきれいに浮かんでいた東京タワーは偉大だった道路に猫が死んでいた。坂を登っては下り下りては登りうっすら汗をかきながら夜の街を行く。白ワインを飲み生ハムといちじくを食べきのこのソテーと茹でたブロッコリーを追加する。窯で焼いたマルゲリー…

景色が時空を超えて

干し葡萄がグラスの縁で揺れていた薄暗いリビングのソファーでロウソクの炎に照らされながら過ぎていく時間白夜の夜の湖灰色の昼下がりの空遠い景色が時空を超えて到来する凍てつく街雪解けの朝遠い昔の物語り

マクロの視点、重箱の隅、凛として

ビッグピクチャ大きな絵マクロの視点全体を通じてのストーリー一つ一つの正誤厳密さミクロの視点積み重ねどちらに偏りすぎてもしっくりこないバランス感覚それでも、重箱の隅にこだわってきたなら思い切って大きな絵を描いてダイナミックに表現することも方…

揺蕩う碧のインク

たかがアルゴリズムに支配されて仮初めの土台がグラグラ揺らぐ水のようにさらさらとあるいは風のようにひらひらと思うままに気の向くままに流れにもそれなりの向きがあってね。

求める

自分はいったい、何を求めているのだろう。そして、いつになったら求めることから解き放たれるの?求めることを止めてもそれでも求めるのが人間だそんな詩がある。求めない求めない求めない求めない

再会、ジントニック、祝福

大学の仲間と久々の集まり。それぞれのタイミングが合い、久闊を叙する。かれこれ3時間半ほど。そのあと、帰る方向が同じ方面に投宿していた1人と飲み直し。あれやこれや、人生の様々な事柄について語り合う。話のお供には、ジントニックを。***************…

芸術の秋は続く。

展示、映画。充実した土曜日でした。

境界線を失って

答えを怖れて問い掛けを躊躇う評価を怖れて回答を躊躇ういつも怖れが歩みを止めるまるで地面から手が伸びてきて足首をぐっと掴むように頭の中ではきらびやかな世界が展開するもいざとなれば怖れによる侵食ワインの紅は今日も気弱な心をあざけ笑うそしてその…

お芝居、何を学ぶかは学ぶ側次第

お芝居観てきました。

ガリシア、巡礼、検定試験

今日はガリシアの音楽の話を聞いてきた。ガリシアとは、スペイン北西部の地方。独自の言語を持ち、独特のアイデンティティーを有する地。巡礼の道の終着点であり、ユーラシア大陸の最果てに位置する所。僕の聴くガリシア音楽は決して幅広くはないけれど、そ…

月の話

お日さんは毎日同じ形でいつでも、朝という時間帯に日の出を迎えるけれどお月さんは形によって月の出の時刻が変わり夕暮れ時に東の空に昇る満月を見るのがとっても好き。三日月は、夕暮れ時にはもう西の空を地平線に向けて下っていく最中で、逆に朝方の太陽…

水の如く

どこにも寄る辺がなくて心細い夜ワインを飲むもさっぱり酔わない未来に備えることと先のことを心配することは似て異なる。案外、変化を怖れる自分を改めて目の当たりにする。いざとなれば受け入れていくのだけど少しこの街が気に入っていてね。川の流れは決…

坂道、ジャズバンド、遠く離れていても

時間や距離を隔てていても。

秋の空、生死の境、言の葉

言葉を紡ぐ。

物事のあわい

どうしてもどうしても。自分の防衛機制にほとほと疲れ果てる。それでもなお、追い求める、夢。正解のない問いに答えを出さないといけない場面がある。正解を探り当てた上で答えを出すことはとても簡単だし、演出次第でさも、それが困難な事であるかのように…

午後

熊ん蜂が 蜜を吸うために 歩道の植え込みの周りを 熱心に飛び回る。 蛾のつがいが 車のバンパーに止まる。 ヤクルトのお姉さんとすれ違い 「こんにちは」 「こんにちは」 と、挨拶をする。 残暑の陽射しが照らす そんな午後。

列車

サンティアゴは雨。

本とご縁、フットワークは軽く

昨日の写真のお話+αです。

解釈と誤解と、贈り物

世界はひとりひとりの解釈と誤解によって成り立っていて誤解をどう解釈するかでまた世界の新しい相が姿をあらわす。常に自分は自分の中の規範や経験に繋縛されていてそれに基づいて他者を理解しようとするからその理解は常に間違える。自分が他者に伝えたい…

感情の取扱い

感情を、なかったことにすることと、飼い慣らすことは大きく違う。感情をなかったことにすると、臭いものに蓋をすることになるので、ずーっと自分の中に留まる。そして折に触れ形を変えて、浮き上がってくる。感情を飼い慣らすというのは、はじめは感情が大…

台所に活気を。

家事について。

満腹、タクシー、キラキラネームと民主主義

今日もまっすぐ帰宅。どこかのパブでサッカーを観ようか考えていたけど、結局家に帰ることに。クリーニングに出していたスーツを取ってから帰ると、思っていたより代表戦のキックオフが遅くて、前半5分くらいに家に着いた。 自宅のマンションだけど、浴室に…