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谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

解釈と誤解と、贈り物

世界は
ひとりひとりの
解釈と誤解によって
成り立っていて
誤解をどう解釈するかで
また世界の新しい相が
姿をあらわす。

常に自分は
自分の中の規範や
経験に繋縛されていて
それに基づいて
他者を理解しようとするから
その理解は常に間違える。

自分が他者に伝えたい事を
言葉を用いて伝えようとすると
常に言葉が過ぎるか
逆に言葉が足りなくなる。
過不足なく言葉に表すことは
原理的にできない。

そしてその過不足が
相手の解釈と誤解の元になり
そのようにして
世界は編み上げられていく。

編み上げられていく
その世界の中で
非対称な他者に対して
いかにして自ら先に
声をかけるか。

だから私は
自らを拡張させるより、
収縮して空間を作ることを
選ぶのです。

本来あるべき私を目指すよりも
ギュッと縮んで
歓待の為の空間を
そこに創り出すのです。

今はここにまだ来ぬ
客人の為に。

そうして客人に
声を掛けるのです。




せっかく自分の人生なので
自分一人で生きていては
もったいないじゃないですか。

形はどうあれ
他者への贈り物を。
贈り物をすることで
私たちの主体性は
基礎づけられる。

そのように言った人が
昔、ある所にいました。