谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

景色が時空を超えて

干し葡萄が
グラスの縁で
揺れていた

薄暗いリビングのソファーで
ロウソクの炎に照らされながら
過ぎていく時間

白夜の夜の湖
灰色の昼下がりの空

遠い景色が
時空を超えて到来する

凍てつく街
雪解けの朝


遠い昔の
物語り