谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

ローストビーフ、弟の声色、色鮮やかな再会の数々

1週間遅れのお正月をようやく迎えた。

年始早々の出張から帰ってきた翌日の金曜日から、結婚式の二次会に合わせて実家に帰った。初めて年越しを東京でしたわけだけれど、やっぱり長年染み付いた決まりごとをやらないとお正月を迎えた気がしない。なので、前もってお母ちゃんにおせちメニューの一部をリクエスト。金曜日の晩御飯は、こんな感じになりました。

どーん。

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お雑煮、うちは白味噌です。数の子と酢蓮根、ハムとだて巻きとローストビーフ。このローストビーフは、お正月にしか食卓に並びません。実家住まいの時は近くのバーにお裾分けしたりしたんやけど、まぁみなさんの喜んでくれること喜んでくれること。毎年大晦日の夜中に、お母ちゃんが焼き上げてはります。あとは、縁起物の黒豆とごまめでおせちを堪能。今年も美味しくいただけて幸せでした。

年末の記事にも書いたけれど、弟と飲みに行くことが今回の帰省でやりたかったことの一つ。土曜日の晩に行ってきた。淀屋橋のスペインバルで、2時間ほど。ちょうど仲の良い人生の先輩にも久々に会えて、楽しいひと時。

はじめは、「こいつってこんな声で喋べんねや!」っていうところからのスタート。ゆっくり語り合ってみると、見えてなかった彼の色々な側面が垣間見えたような気がする。お兄ちゃんが思っている以上に弟君はしっかりモノ考えてて、感心しきりでした。しっかり夢追いかけてるし。カッコよかったな。

そのあと、心斎橋の懐かしのバーにハシゴして一杯だけ飲んでから解散。僕は友人からの呼び出しがあったのでそちらへ。

結婚パーティー当日は、昼間に昔通っていた美容院にご挨拶へ。スタイリングだけの予定が、あれやこれや話しているうちにカット&パーマのオーダーになってしまった。まぁ良い感じに仕上げてもらったので大満足なわけですが。

メインイベントの結婚パーティーは、新郎が審判の先輩。僕に審判活動を始めるご縁を結んでくださった方って事を、会場でようやく思い出す。それはさておき、お世話になった先輩方や慕ってくれる後輩たち、同じ立場で同じところを目指した多くの仲間と久闊を叙することが出来たことは、本当に嬉しかったし楽しかった。あまりに楽しくってあまりに酔っ払って、最後の方は先輩捕まえて偉そうに喋っていたなぁ。それくらい話したいことが盛り沢山でしたのよ。久々の再会が嬉しくって楽しくって。

家族とゆっくりご飯を食べ、おばあちゃんに会いに行き、お母ちゃんと買い物に行き、弟と飲み、ずっと会いたかった人たちと会って話ができ、大変充実した4日間だったなって思うし、やはり自分のルーツは大阪やなって改めて強く思った。

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目の前を鳩が
横切ろうとしていた。

歩みを止めて
横切らせてやるか

止まらずにそのまま
歩いていくか。

時に、
そのわずかな差が
人生の展開を急激に
変えることもある。

出来事は記憶を呼び起こし
記憶は感情を
呼び起こす。

理性で蓋をすることも
大人になることの
ひとつの様相なんだろうけれど

ひとたびその蓋が
何かの拍子でわずかでも
開いて仕舞えば、

一瞬にして世界が
崩壊する。