谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

20時定時は長い、長すぎる。

慌ただしい勢いで過ぎ去っていった1月が終わり、個人的にものすごく長い2月がスタート。なんと今月の終業定時が20時。残業で20時になるんじゃないの、20時まで必ず居ないといけないの。

仕事が残っていようが片付こうが、必ず20時まで。その分、12・1月は17時定時だったので、文字通りのアフターファイブをエンジョイし尽くしたのだけれども!!!初日からして気が重くなった、帰りの山手線。

それはまぁさておき。

先日のエマニュエル・トッドの講演会はすこぶる面白かったです。シャルリー・エブド襲撃事件後のフランス国内のリアクションに対する分析が主な内容。宗教の崩壊と経済的危機が重なるとどうなるか、と言うような論筋。で、帰り道に買って読み始めたのがこれ。

シャルリとは誰か? 人種差別と没落する西欧 (文春新書)


なかなか読み応えのあるものです。エマニュエル・トッドは、経験則的な分析を通してこの先にどういう事が起こると予想されるかを考えた結果として、ソ連の崩壊などを"予言"した人です。その分析の展開を追いかけるのが、エネルギーを使うけど面白い。


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なんというか、大きな箱を開けて中身がとっ散らかったようにいろんな事が起こった1月だったけれど、最後にしゅるしゅるっとラッピングされてキチンと秩序がもたらされたような、そんな感覚。


面白そうな話もいただき、今月は少し自分ごとにしっかり向き合う時であるような予感。


2月も元気に。