谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

連帯感と対話の効果

路上に出て声を上げる。

ある人がひとりではじめると

ひとりまたひとりと

少しずつ

輪がひろがる。

 

自分の日常があり

仕事があり

家族があり

自分ごとだけなら

路上に出る必要はないのだけれど

 

その自分ごとは

絶対なものではなく

存外フラジャイルなのかも

しれない。

 

自分の力を

過小評価することは

過大評価するより

自分に与えるダメージが

大きいのかも

しれない。

 

気負わなくていい。

できるかたちで

声をあげよう。

 

ゼロとイチの差は

時に、イチとヒャクの差よりも

大きい。

 

あの夜、

家を飛び出した自分を

大切にしよう。

 

あの時いっしょに声をあげたから

わかちあえることがある。

 

ひとりで考えていると煮詰まるけれど

言葉を交わすと考えに厚みが増す。

 

行き止まりにぶち当たってると

壁の向こう側からドアを開けて

「こっちだよ」とその先へ

案内してくれるような。