谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

絶対的な「好き」、はたまたその表現

あるひとのことを、特に好きだからと言って

他のひとのことが、相対的に嫌いかというと

そんなわけはない。

 

あるひとのあるところを、特に好きだからと言って

そのひとの他のところが、相対的に嫌いかというと

そんなわけはない。

 

にもかかわらず、

僕はそういうものの見方をしてきたみたいで

「好き!」という表現を

どこかで怖れていた。

 

その一方で、

「好き」という表現の仕方については

ただ言葉にして相手に伝える

その一辺倒でこれまで来たように思う。

 

もちろん、それはそれで

大事な伝え方ではある。

言葉をかけることの持つパワーは

思う以上に強い。

 

ただ、

それ以外にも表現の仕方があって

それをどう具体的に表していくか。

それを考え、行動で表すことを学ぶことが

大人になることの一つの様相なのだ。

 

「ごっこ遊び」の時間は

もうとっくに終わっている。

自分の足で、立つのだ。