谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

娘からの叱咤激励

風呂に入りながら娘曰く、

パピが怒ったような大きな声で「あれやれ、これしろ、はよせぇ」などと言うのは嫌だ!わたしの話を全然聞かないし、楽しくワーク(家庭学習のこと)をしたくなるような教え方ができなくて下手だし、教える時も怒るんじゃなくてちゃんと教え方を勉強して欲しい!

大きな声で言いたくなったり怒りたくなるのを我慢して、やさしく言ってくれたら、ポイントとかお金あげるんだからね!?

 

痛く反省する次第である。

 

寝る前に、「父ちゃんが大きな声とか怒った感じで言うのはやっぱり怖い?」と訊くと、「うん。大人はみんなうるさい!」と言う。

「そっか、悪かったな。みんな、Take it easyって感じ?」

「うん」

「じゃあ、キミもTake it seriously pleaseだぜ?w」

みたいな会話をした。

 

狭いIKEAの子供用ベットで添い寝をして、いつもなら「早よ寝な!」などと言うところを優しく声かけしていると、たくさんポイントをくれて「ありがとう」と言われた。そして、(おそらく)娘より先に寝落ちした。

 

親父、まだまだ未熟である。先は長いが、子は一気に親離れをしそうなので、変えられることはすぐに変えていかないと後悔するんだぜ。抑えつけるのはラクだけど、気分を乗せるのは労力を要するけど、得られる果実は何倍も大きい。

 

妻は、狭いベッドで添い寝してあんたが寝落ちしたら、暑くて娘が掛け布団はいじゃうから添い寝禁止!と言うが、娘が望むことはやってやろうと思う。佐々木正美先生の『子どもへのまなざし』にも書いてあったけど、子どもの欲求を満たすことは甘やかしでも過保護でもないのだ。

 

そんなことを考えた夜だったので、来年の今頃の自分宛の手紙として、ここに書いた。