マクロの視点、重箱の隅、凛として
再会、ジントニック、祝福
芸術の秋は続く。
先日の観劇に引き続き、今日も芸術の秋。
ところで、なんで芸術の秋になったのかな。
食欲とかスポーツとか、色々「秋」にくっつくけど
由来はなんなのかな。
ので、調べてみました。
まぁそれは置いておいて。
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今日は、展示と映画。
お昼間は、西麻布のギャラリーに、
レターカッティング展を見てきました。
実際に彫るのも体験できたけど、難しい。
先日も話題に上ったことなんだけど、
僕はどちらかというとビジュアルよりも
テクストや文字に目がいくタイプ。
例えば、ファッション雑誌を開いても
コーディネートの写真が目に入った瞬間
その写真に関するテクストを読んでいる。
街を歩いていても、看板や店名、その他様々な文字を
キャッチしては頭の中で読み上げる。
なので、今回の展示もとても面白く鑑賞してきました。
自分の好きなフレーズを作品にできるのも
レターアートの素敵なところだなと思う。
その後、丸の内の映画館で『岸辺の旅』を鑑賞。
これは、映画宣伝の表紙に惹かれて
原作を買って読んだ作品。
年を重ねて様々な物事を経験した後に、
もう一度観てみたいと思う。
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どうして、
目の前を歩く人が生きている存在だと
確信を持って言えるのだろうか。
生死の境目が
ファジーになっていく。
そんな気分。
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そういえば、今日は携帯を持たずに
出かけてみた。
思いの外、
自由だった。
お芝居、何を学ぶかは学ぶ側次第
今日は国慶節。
El Fin Del Mundo Y UN Despiadado Pais De LAS Maravillas
- 作者: Haruki Murakami
- 出版社/メーカー: Tusquets Editores
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: ペーパーバック
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『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』
のスペイン語版を音読しながら、
口慣らしをしています。
このお話、すごく好きなの。
世界観も、
テーマも、
場面描写も。
特にコインランドリーからあとの数時間の場面が
いちばん好き。
おかげで、コインランドリーに行く時は
必ず本を持っていくようになりました。
そんなお話。
新しい月=新月、語学やりますよ、ささみ
おばんです。
結局ほとんど手付かずという。
でもさすがに、
このままでは歯が立たないので、
コツコツやっていこうやと。
まずは、こいつから行きますよ。
これをとっととやっちまおう作戦です。
やっぱり表現力が物足りないので。
口頭試験もあるけんね。
武器を揃えて磨いておくことが
大事な気がするので。
あと、今日本当に面白くて
参考になって
張り合いが出るブログに出会いました。
これ読みながら
モチベーションを保っていこうと。
そんな作戦。
あーでもちょっと
試験当日が楽しみなのです!
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今日は新しい品にチャレンジのガリシア、巡礼、検定試験
坂道、ジャズバンド、遠く離れていても
連休最終日。大学時代にいちばん長く、共に時間を過ごした親友の家に遊びに行く。駅から彼の家に向かう道中、坂を下って線路と目線の高さが交差するところがある。晴れた日の午後に、その道を通るのが好きだ。坂を下りながらカーブを曲がると視界が一気に開け、遠くに続く線路、その向こうに見える小高い山、そして家々の屋根が見えるんだ。
お昼をご馳走になり、コーヒーを飲みながら語り合う。昔話、家族の話、お互いのプロジェクト、仕事、将来のプラン、学んだ事などなど。もちろん、二人とも言語を学んだという共通の素地があるので、そういった話でも盛り上がる。
帰り道、駅前の飲み屋でワインを一杯。近くにカタルーニャ料理の店を見つけて、もう一杯。なかなかcosyなお店で、今度は一度しっかりとしたディナーに行ってみたい。都心へ戻って、どうしてもラザーニャが食べたくなったので寄り道をする。今日はホワイトソースベースのきのこのラザーニャ。合わせてもらったワインは、ピエモンテのアナス・チェッタ。2005年のものをいただく。感想は、「美味しい」、以上。まだ味の表現を知らないけど、美味しいかどうかの感覚はわかる。
いい気分で駅に向かって歩いていると、ガード下からドラムの音。サックスとベースの3ピースに出会う。ジャズドラムの粋な音色に留学時代惚れ込んだのを思い出す。聴衆はいなかったけれど、足を止めてしばし聴き入る。1曲終わってもう1曲。それぞれのソロもあり、何より楽しそうな彼らの表情がいい。サックスの甘く柔らかい音が、ワインでふわっとした気分を優しく包み込む。Bravo!
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長く会っていなくても、毎日顔を合わせていたかのように語らい合える友がいる。そういった友人がいるという事実は、感動的だ。
リッキー・マーティンの、Gracias por pensar en míという曲。「僕の事を想ってくれてありがとう」という意味になる。
明日はまた新しい1日
でもどうして今日は
こんな気分になるのだろう
空から一人の悲しげな天使が
僕のそばに降りてくる
決して冷めない熱
そして乾いていく僕の笑顔
何もかもうまくいかなくっても
いつもどこかに出口はあるさ
全て失ったとしても
一筋の光はそこで輝いでいる
ただ何も言わずに僕を見て
僕を想ってくれて
ありがとう
Ricky Martin - Gracias por Pensar en Mi (A Via ...
自分の知らないところで、今日も誰かが自分を想ってくれている。どれだけ切ない時でも、涙に濡れた顔を照らしてくれる光がある。
そして自分も、また、人を想う。