2016年、年頭に際し。
飲んで寝て起きてDVDを観てまた飲みに出かけて、を繰り返していたら年末の連休なんてあっという間に過ぎ、2016年になった。気づけば6日連続の飲み会。その分、それだけの人と再会できたり新しい出会いもあったりで、初めて過ごした東京での一人の年越しも、楽しく新年を迎えられたように感じる。
今年は渋谷のマクドナルドにて、ダブルチーズバーガーセットで幕開け。得意のポジティブ思考で、底辺から始めたらあとは上がっていくしかないということにして。帰って少し寝てから初詣。年末に東京に越してきたお友達の氏神様にお参り。そのあと、自分の住んでいるところ氏神様にも、無事新年を迎えられたお礼に詣でる。
振り返ると昨年は、いろんな新しい経験ができた年だった。印象深いのは、夏にSEALDsのデモに参加したこと。それから、日常がようやく日常らしくなってきたこと。結局は、日々の生活が大事であって、その延長上に政治のこともあるし、幸せを感じるのも例えば部屋の陽あたりだったり身近な自然だったり、そういうことなんだろうと今日も話していて思った。
仕事始めの4日から早速中国に出張で、その後有給も絡めて連休で帰省となるので、まだまだバカンスが続くような気がして気分は緩んでいる。けれど、今年は思いついたことをできる限り行動に移して、ビビりながらもチャレンジしていく年にする。そういうことに、する。
年頭に際し、ブログ名も本名に変更しました。自分が考えたこと・感じたことを、自分の「固有名で」書き連ねていこうと思います。基本駄文ですが、今年も本ブログをよろしくお願いいたします。
谷 充展
海街diary、弟との時間、時間的な非対称性
今日は久しぶりにお家でDVD鑑賞。予告編で気になっていた作品を、ようやく。
とってもいい映画だったな。マイ・ベスト5に必ず残っていきそうな作品。まぁ揃いも揃ってキャスティングが素晴らしいのは言うまでもないので、ここからは個人的な感想など。
僕には弟が一人、4つ違いでいるけれど、この映画を観ていちばん印象に残ったことは、これまで二人で語り合ったり、一緒に遊んだりした記憶がほとんど碌にないということだった。覚えていることは、喧嘩していたことばかり。まぁ中学生と小学生の男兄弟にとっては、ごく当たり前のことだっただろうけど。
彼は、中学生の時から自分の中の世界に頭までどっぷりと浸かり、僕は僕で、独立意識というか、「自分は自分、他人は他人」という極端な考えをしていたので、お互いの10代のほぼすべての時間を通して、直接的な交流というものはなかった。
二人がもっと小さい頃は、僕が同い年の幼馴染と遊ぶ時に弟が一緒についてきたりしてきたことはあったけれど、その時の記憶はあくまでも僕が友達と遊んだ記憶であり、決して弟との記憶とは言えない。それに、そこまで鮮明に覚えていることでもない。
そういえば、一度仲の良い家族で山間にキャンプに行った時、彼が小さな滝に落ちそうになったことがあったのを、今思い出したな。その時は親父がギリギリのところで気づいて、慌てて抱きかかえに行って事なきを得たのだけど、まだ小さかった弟は、川に流されたサンダルを無邪気に捕まえに行こうとして、1メートル先の滝に向かってふらふらと水の中を移動しようとしていたんだ。
その事を考えると、今まであまり共有してこなかった分の時間を、これから少しずつ取り戻す作業をしようと思えること、そのことの幸福を言祝ぎたい気持ちになった。
ただ先に生まれただけ。
ただ後に生まれただけ。
時間的な非対称性はあったにせよ、
お互い四半世紀以上
生きてきたわけで。
全く違う人生を
選んできているからこそ、
ある意味フラットに
彼を見ることもできる。
今度実家に帰った時は、
二人で飲みに、
いけたら楽しいだろうな。
渋谷で水タバコ、アルゼンチンのスペイン語、音声学的に言うと
トーストを焼く、いただきもの、乗り換え
夜、思い立って
トーストを焼いた。
ところで
パンを焼くことを
「トーストする」
というのであって、
厳密には、
「パンを焼いた」
と言わないといけないと思う。
まぁそれはさておき。
思い立ったトーストの副菜に、
冷蔵庫のあり合わせでサラダを作る。
キャベツの千切りと、きゅうりとパプリカ。
オリーブオイルと塩・胡椒で味付け。
半分は残して、明日の朝ごはん用に。
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この半年を振り返って、
いろいろな贈り物に生かされてきたと
強く感じている。
お中元に水ナスをいただいたり
会社でもお土産を頂いたり
結婚式の引き出物や
お歳暮などなど。
こうしてたくさんの
いただきものをした分、
また自分も
この「パス」の流れを
閉ざしてしまわないように
順繰りに贈り物をする。
具体的なものでもいいし、
形のないものでもいい。
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今日は審判資格の更新講習会。行きしな、乗り換えを間違えるハプニングもありつつ、なんとか無事に乗り切りました。いぇい。
週中にポッと1日だけ休日となると、なんか曜日の感覚がわからなくなる。ましてや、審判絡みのイベントがあるとなおさらで、日曜日みたいな気分。あと2日出社したら、年末年始の休暇です。気張るで。
スウェーデンに出すつもりのクリスマスカードを買ったはいいけど、まだ手元にあって、もう日付が24日になっていて、どうしよう。
冬至、お天道様が顔を出す時間、時間がかかることを忌避しない
冬至。
1年でもっとも昼が短い日。
つまり
夜がいちばん長くなる日。
もっとも、南半球では
逆に昼がもっとも長くなる日
であるはずなんだけど。
大学に入って、北欧の
夏至祭
という文化に触れてから
1年のうちの
この節目を意識するようになった。
夏至の頃はまだ本格的な夏は
やってきていないけれど
その日から昼間の長さは
どんどん短くなっていく。
暑さの盛りと
日照時間のピークとの
間のズレが
不思議な感覚をもたらす。
逆に冬至の日には、
今日からどんどんお天道様が
顔を出している時間が
増えていくことを考えると
不思議とわくわくしてくる。
同時に、いちばん夜が長い日と
1年の終わりが重なることで
クライマックス独特の空気感が
わりと好きでもある。
本当は銭湯に行って
柚子湯につかろうと思っていたけれど
会社の忘年会の帰りの電車で
思いっきり寝過ごして
結局家に着いたのが11時半。
まぁ仕方ない。
相変わらず
ネジの外れた蛇口のように
鼻水が出続けているけれど
一晩寝れば確実に回復するので
湯船でしっかりあったまって
早々に寝ることにしよう。
明日は審判資格の更新講習会。
午前中にフィットネスをやって
昼から競技規則のテストと講習。
1日仕事です。
東京に出てきて3回目の更新。
いろいろな試合を経験して
知ってる顔も増えてきたので
いろんな人に挨拶できるのも楽しみ。
やっぱり新しい環境に入ったら
何事も時間はかかるもの。
多かれ少なかれ。
語学も同じで。
新しい言語を始めるにあたって
大事な心構えは
決して焦らないこと。
そんなことを考えながら
お風呂が沸くのを待つ夜。
ねむねむ。
気分がグズグズしたがる、ヘブライ語で「はい」
キウイの皮、LAMYのペン、神楽坂
昨日に引き続き、中指に絆創膏を貼ったままの休日。相変わらず、痛いです。お湯とかがしみる。今日もシャワーを浴びてる時は、左手はずっとシャワーヘッドを握っているだけ。右手だけで髪の毛も洗顔も。それはさておき。
今朝は、リンゴとキウイフルーツを切って、頂き物のジャムとクラッカーで朝ごはん。キウイの皮を包丁でスルスルスルっとむいていくのが、殊の外気持ちがいい。快感。旬だからか、最近食べるリンゴはどれもサイズが大きくって、ひとつ食べるともう満腹。蜜がたっぷりで幸福感に満ち溢れているリンゴだから、食べれてしまうのだけど。
少しキレイめな格好に着替えて、お出かけ。東京駅で降りて、丸の内通りを銀座まで散歩。今日は天気が良く、少しひんやりとするくらいで気持ちいい気候。歩いているうちに、少し汗ばんでくる。いつものバールでカプチーノを飲み、その後ITOYAでお買い物。年賀状とクリスマスカードと祝儀袋を買う。宛名書き用のペンが欲しいなと思ったので、ITOYAの別店舗へ。LAMYのローラーボールペンを購入。
紙にもよるんだろうけど、とっても滑りが良く、かつそこそこしっかりした太さの文字が書けるのがいい。今持ってる万年筆とジェットストリームとの色合わせを考えて、オーシャンブルーをチョイス。
買い物の後、お友達がやっているグループ展に顔を出しに、神楽坂まで。お洒落なマフラーとかブローチとか素敵なハンドメイドのアイテムばかりで、いろいろ試しながらお遊び。他にも画家の方の展示があって、1点本当に欲しいと思った絵があったのだけど、ちょっと手が出なかったのが残念。でもあの絵に会えただけでも、行ってよかったと思える、そんな作品。
展示を見た後、すぐそばの赤城神社でお参り。久しくお参りしていなかったので、これまでの無事のお礼をする。それから神楽坂通りを抜けて飯田橋まで歩き、JRに乗って家に帰る。昨日の残りのカレーを温めて、どんぶり2杯とビールで晩御飯。食事が済んでから、年賀状の支度。まずは、差出人のところにカリカリと住所と名前を書いていく作業から。
それが済んだらもう一度銀座まで。クラブワールドカップの決勝戦を、「スポーツバー」にて観戦。正確に言うと、「サッカーのイベントのある時はスポーツバーとなります」と謳っていたクラブ。まぁ人も少なそうだしちょうどいいかなと思って行ったけれど、DJの音楽はガンガンかかっているわ、実況の音声は聞こえないわ、20秒くらいタイムラグのある実況の字幕は画面の上3分の1くらいに出てるわで、終始イライラ。やっぱり、それぞれふさわしい場所に行かなきゃだめですね。いい勉強なったわ。
試合はバルセロナの圧勝で、おしまい。リーベルは手も足も出なかったな。サポーターはすごかったけど。帰りにココアを飲みに寄り道して、帰宅。盛りだくさんの日曜日でした。ちゃんちゃん。
ピーラーにあっさり削がれた中指の皮膚。ロックンロールなシャワー
昼前に起きて、今日は部屋のお掃除。洗濯してシーツと枕カバーも洗い、掃除機を掛け浴室の排水溝に溜まった髪の毛を取り除く。ついでに、ヘアストッパーと排水溝のカバーをバケツで漂白剤に浸けて殺菌。しばらくサボっていたから結構な量の髪の毛と石鹸の残り滓が溜まっていたから、キレイになって気分もすっきり。
掃除が終わってから、近所のスーパーに買い物へ。今日の晩御飯はカレーライス。作ったことがないのでウェブでちょろっとレシピを見つつ、材料を考える。スーパーに入って目に付いたものを適当にかごの中へ。カレーの材料は、人参とジャガイモと蕪と玉ねぎに決まり。お肉は豚のバラ肉にして、ルウは中辛をチョイス。実家から届いたリンゴをアクセントに入れることにする。
家に帰って早速野菜を切っていく。ジャガイモの皮をむいていた時にピーラーが左手の中指の上を滑り、あっさりと直径5ミリほどに皮膚を削いでいった。意外とあっさり削げちゃうんですね。先日の段ボールといい、ちょこちょこ指に傷が絶えない。気を取り直して野菜の準備をしていく。全部切り終えたら、鍋にオリーブオイルをひいて豚肉を底に入れる。その上に、野菜を適当に重ねていって一番上にルウを一箱。蓋をして、中火でグツグツ。
カレーを煮ている間に、ササっとシャワーを浴びてお出かけの支度。シャワーが指にしみて痛いので、終始中指を立てながらのロックなシャワーとなる。出てきて髪の毛を乾かしているうちにカレーが沸騰したので、弱火にしてさらにグツグツ。野菜からの水分だけで、十分な量の水が出る。適当な頃合いで火を止めて、ご飯を炊く準備。タイマーをセットして、渋谷までお出かけ。
案の定、渋谷もリーベルのジャージ姿のアルゼンチン人サポーターがたくさんいる。それの警戒か、ハチ公前の交差点の警備も物々しい。ヒカリエとスーツカンパニーでお買い物。カトラリーとクラッチバッグをお買い上げ。カトラリーは柳宗理のシンプルなデザインのもの。スプーンとフォークを2本ずつと、バターナイフ。お皿もIKEAの白いものを手に入れたばかりで、ようやくダイニングがそれらしくなってきた。食器は、大事ね。いつまでもIKEAのプラスチックのパーティーセットで食べてたら、アカンです。
家に帰ってサラダを作ってご飯の時間。我ながら、美味しく仕上がった。リンゴと蕪がカレーに甘みを足していて、人参もいい感じの固さに。赤ワインと一緒に、とっても美味しく頂きました。食後は先日の結婚式の引き出物で頂いた、Nishikawa Kenjiのショコラ・ダムール。とっても濃厚で大人なお味。赤ワインにも、なんか合う。
予定のない土曜日。とはいえ、家事労働ともいうし、いろいろやっていると気づけば日付が変わる頃ですね。晩御飯をしっかり作ると、なんか充実感が3割増し。