自分の理想と現状が乖離していて苦しむのなら、果たして地球上の全員がその理想の自分になったところを想像してみれば良い。もしかしたらその理想の姿は、別に自分がそうならなくても良いものなのかも知れない。
自分の仕事のこととか趣味とかその他諸々のことを熱く語れる人に憧れるのは勝手に憧れれば良いけれども、熱く語るエネルギーを持っているその彼または彼女は、自分の話を聞いてくれる「あなた」を必要としていますから。
話を聞いてばかりの自分を卑下する必要は、どこにもない。
ただ、自分が本当に何かをやりたい時は、自分の言葉でそれを語ることが欠かせない。レストランでオーダーしないと料理が来ないのと同じく。
でもそれはまた別のお話。聞き役という役も、同じくらい意味のある役ですよと言うこと。
聞くのにも、それなりの能力が必要でね。