谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

解釈と誤解と、贈り物

世界はひとりひとりの解釈と誤解によって成り立っていて誤解をどう解釈するかでまた世界の新しい相が姿をあらわす。常に自分は自分の中の規範や経験に繋縛されていてそれに基づいて他者を理解しようとするからその理解は常に間違える。自分が他者に伝えたい…

グツグツ

ご飯日記。

感情の取扱い

感情を、なかったことにすることと、飼い慣らすことは大きく違う。感情をなかったことにすると、臭いものに蓋をすることになるので、ずーっと自分の中に留まる。そして折に触れ形を変えて、浮き上がってくる。感情を飼い慣らすというのは、はじめは感情が大…

台所に活気を。

家事について。

夜中降る雨

しとしと降る、夏の終わりの雨。部屋の電気を全て消して網戸越しに雨音を聴く。ベランダに出て、夜風に当たる。少し肌に冷たさを感じる季節。こんな夜、貴方は何を思っていますか。

満腹、タクシー、キラキラネームと民主主義

今日もまっすぐ帰宅。どこかのパブでサッカーを観ようか考えていたけど、結局家に帰ることに。クリーニングに出していたスーツを取ってから帰ると、思っていたより代表戦のキックオフが遅くて、前半5分くらいに家に着いた。 自宅のマンションだけど、浴室に…

家にまっすぐ帰る。本、自信。

久しぶりに。寄り道なく帰宅。近所の中華屋さんで野菜炒め定食を食す。ぱくぱく財布の中にお札が無くポッケの中の小銭も足らないことにお腹いっぱいになってから気づく。「すいません、お金下ろしてきます...」5分後、「ほんとすいません...」と、なりながら…

雨音を寝床で聴きながら。

かと思いきや、今日は暑かったな。蒸し暑い感じ。そんな、9月のスタート。いつも言葉にしてしまいたくなるけどいざ言葉にしようとすると余計なことまで話してしまう。かと思えば、言いたいことの半分も言葉に出来ないこともある。Twitterで、村上春樹のbotを…

猫に呼ばれる

自宅のマンションの向かいに印刷会社の工場がある。銀座で飲んで帰ってきてマンションの角を曲がって玄関に行こうとするとその工場の軒先で1匹の猫が僕を呼んでいた。少なくとも僕にはそう思えた。今まで犬には比較的懐かれやすい方だったけれど猫に懐かれた…

話しの本質

そしていつも自分は話しの本質を逃している事に後になって気づく。象徴や現象に目が眩み思考がそこに居着きその奥を掴みに行く事をやめてしまう。そうしてしまった事に後になって気がつく。時に取り返しがつかないけれどその先の動き方だけはその時選べる。…

羊をめぐる冒険、読了

少しめまいがした。そして、今もまだ残っている。ここ10日で出張が続いたので移動時間に読み進めて来て、さっき寝る前にクライマックス。色々感じる事とか考える事もあるんだけど、今はまだ文字にしたくない。今文字にすると陳腐なものになってしまうそんな…

キッコーマン、万歳!

いやね、 今晩の夕食を準備してて ふと、買ったきゅうりを 細切りにして冷や奴にのせてみよ! 思ったんです。 で、 長いのでとりあえず 半分に切ります。 それを縦に半分にします。 そこで一瞬止まって、 「えーっと、こ、こうかな...」 言うて、 徐(おもむ…

自分の人生を著す

自分の人生という物語を自分の手で紡いでいく覚悟。どこにも正解はない。きょろきょろせずに決めていい。

絶対的な「好き」、はたまたその表現

あるひとのことを、特に好きだからと言って 他のひとのことが、相対的に嫌いかというと そんなわけはない。 あるひとのあるところを、特に好きだからと言って そのひとの他のところが、相対的に嫌いかというと そんなわけはない。 にもかかわらず、 僕はそう…

Anniversary、周年、アニヴェルセル、アニベルサリオ

タイトルは何のことはない、周年を表す言葉を英語・フランス語・スペイン語で書いただけです。 今時のFacebookには便利な機能があって (Facebook自体が今時なんですけど) 「1年前のあなたはこんな投稿してたよ!」 「3年前にはこんな写真あげてたね!」 み…

小説と、1冊の中の距離感と。そして、連邦最高裁の判決に寄せて

村上春樹の小説を読み始めた。 最初に『風の歌を聴け』を読み、次に手に取ったのが 『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』。 今しがた、読み終わったばかり。 ビール2本でほろ酔いになりながら、これを書いている。 この上下巻の長編小説を読み…

サッカーのない週末、in大阪

ども。大阪にいます。約2ヶ月半ぶり。結婚式でもなく、何かのイベントでもなく。まぁ今晩、新幹線で帰るのですが。審判がない週末。少しウズウズしてくる辺りがいい感じに楽しめてる証拠かなと思います。今日は久しぶりにスペイン人の友人に会えて相変わらず…

雨でクツがべちゃべちゃな夜は

ねー、 なんでクツが濡れると 無性に腹が立ってくるんだろね。 あの、つま先がジトーっとくる感じ。 そのうち全体がグシュグシュになり。 あれかなぁ、 お気に入りの靴やからかなぁ。 今日履いていたのはこれ。 なんとなく雨、苦手そうなイメージの素材なの…

レヴィナスと愛の現象学、読了

ようやく、師匠(勝手に弟子入り)のレヴィナス論を1冊読み終えた。今日の日付は、人生のひとつのマイルストーンになる予感がする。2015/5/27、内田樹レヴィナスと愛の現象学 (文春文庫) を読了。この本を購入したのは、もう2年以上も前だったと思う。でも、当…

旅の仲間が休みたい時は

一緒に隣同士道ばたでゴロンと寝転がればいい無理に立たせて首に縄つけてあるいは「早く歩き始めないと辿り着けないよ」と脅しをかけて先に進もうとはしないだろう。そうまでして、どこを目指すと言うのだ。旅の醍醐味もハイライトもその道中にあるのだおし…

「迷惑をかけてもいい」

と言うことを、この1年くらい、 主にブログや本で読み漁っていました。 それこそ、 今振り返れば、病的に 欲していました。 自分が頑張らない事に対する 免罪符のようなものを。 一方で、 自分の周りに居てくれる、 本当に大切にしたいと思う人達からは 一様…

自分の無意識を、そこに放り込むような

目標や目的が明確にあれば そこに至るまでの道中に潜む 様々な苦難に対する恐怖心が 薄れていく。 その恐怖心を掘り下げると 結局、他人からの否定的な意見、 もっと言えば、 世間から馬鹿にされるんではないか と言う思い込みが根っこにあると思う。 さて、…

がっついて、剥き出しの欲望のまま

スタバでお隣さんの会話を聞いていた。 (いや、失礼だけどさ、聞こえちゃうから聞いちゃうよね) スーツ姿の二人組。 一人は中年、細身で紳士っぽい雰囲気の人。 髭が似合い、口調が柔らかいところに、 大人を感じる。 正面に座っているのは、俺と同い年く…

出発点

自分の弱さ、甘えを認めるところから 考えをスタートさせていこうと思う。 それを否定するのでもなく、卑下するのでもなく、 蓋をして隠すのでもなく。 また、 「物事」に対して 自分がどんな「幻想」を抱いているのか、 どこに「理想」を措定して、 どうい…

評価は誰がするもの?

どうも、タニーニョですこんにちは。ふっと考えが降りてきたので、忘れないうちにメモメモ。自分自身の評価とか評判(?)、キャッチコピーみたいなものは、周りの友人やお客さんや、平たく言えば"世間様"がするものだし、付けてくれるもの。それを、自分で作…

寒の戻りと母の愛情

仕事帰りに。三日月と一番星今日は寒いですね。久しぶりに手袋したくなるくらい。そうそう。先日、出張から帰ってきて荷ほどきしてると、入れてたはずの手袋の片方がない...ん?あれ?ちょいちょい確認してたのになぁ。。オカンが送ってくれた手袋やったのに…

イタリア語、スタート

今日の職場からの帰り道、有楽町の本屋さんをプラプラ。 図書カードがあったので、本を物色しに行きました。 普段見ない棚にも行ってみたんだけれど、最終的にたどり着いたのは語学書の書棚。やっぱり落ち着くんですよね。 最近、イタリア人テノール歌手のAn…

はじめまして

taninhoです。 なんて読むんでしょうか。 タニンホ? いえいえ。 「タニーニョ」 と、お読み下さい。 前からブログを新たに作ろうと思っていたんですが、なかなか気が乗らずズルズル。 と、不意に気が変わってノッテきたので、勢いでアカウント作って開設す…