谷 充展のブログ

ある時、不意に胸を衝く言葉たち。そういうものが、どこかに隠れている。そんな場所。

物事のあわい

どうしても
どうしても。

自分の防衛機制に
ほとほと疲れ果てる。

それでもなお、
追い求める、夢。

正解のない問いに
答えを出さないといけない
場面がある。

正解を探り当てた上で
答えを出すことは
とても簡単だし、
演出次第で
さも、それが困難な事である
かのように見せる事もできる。

正解のない問いに
自分の答えを出す事は
本当に勇気がいる。
なぜなら、
正しいかどうか、わからないから。
なぜなら、
間違っているかもしれないから。

そんな時にも
判断を下してきた。
白黒つけなくても
済ませられるシーンで
敢えて白黒
つけにいった。

グレーで置いておく事が
どこか逃げているような気がしていた。
少しでも自分の中で白黒ついたなら
それを表現する事が
自分という存在を支えていた。

たとえ間違っていたとしても
その時は瞬時の判断。
終わってから、じっくり
分析する時間があった。
そこで判断の正否を
じっくり吟味した。

仮に間違っていたとしても
必ず得るものがあった。
間違いの中にも、
勇気のかけらや
自信の切れ端が見えた。
その事自体が
また自信をくれた。

感じ取り
考え
表現する。

自分の感受性が問われ、
自分の思考力が問われ、
そして
自分の表現力が、
言い換えると
行動力が問われる。